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甲突川河川敷にて「お花見」開催される

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     3月29日(土)待ちに待った「甲突川河川敷」での豪華弁当付きのお花見が開催されました。12家族24名で予定通りの参加者でした。                      一番の心配はお天気です。当日は早朝4時ごろまでは小雨が降り、6時頃は雨は止みましたが、どんよりとした曇り空(後で考えると、まだ暗いのは当然ですが…)。このまま雨が来なければ花見は大丈夫と、「防寒対策をしっかりとり、花見を楽しみましょう。」とメールを流し、花見期待の気持ちの準備はOK。  場所取り担当スタッフから「花が少ない!」との一報が入る。花は少なくてもおしゃべりができればと、ワクワク気分はますます高まる。集合場所の「加治屋まちの杜」の駐車場に予定より少し早く到着する。仲間の笑顔が2,3人見え、ほっとする。  場所取りスタッフのおかげで、椅子付きの東屋を確保、周囲2か所にビニールシートが敷かれてある。参加者は次々に到着し、好みのところに居場所を作る。周りの木を見上げると、「一分咲き?!」、「三分咲きのところもあるよ!」と語りながら、来週が見頃になるのかな?  花が少ないせいかお客さんのほうは小グループでチラホラ見える程度。バーベキューのおいしそうな匂いが漂ってくる。通り道には花を探索されておられる姿もある。曇り空は気づくとお日様がかんかんと照り付けている。影にはいると、寒さを感じるが、日の当たるところは汗ばむくらいに暑さを感じる。                        思い思いにグループを作り、豪華弁当を堪能しました。たくさんの方々から差し入れもいただき、おしゃべりも弾む。                  途中には焼酎も加わり、笑顔が満開でした。普段しゃべる機会の少ない人ともおしゃべりが始まる。  2,3人で小さい方が成長していく姿を眺めて目を細めることもあり、時の速さを実感じる。  すぐに5,6人で座談会がスタートし、見学された方も打ち解け、あれやこれや質問攻めになられいます。                      反面、ご自分の経歴を話されたり、これからやりたいと考えていることを披露してくれたりと、おしゃべりの得意な方のようです。             私たちの高次脳機能障害「ぷらむ」鹿児島で活躍してくれるのでは、とうれしくなりました。   参加者のみなさん、...

「ぷらむ」鹿児島 「20周年記念講演会」開催される

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  めっきり春めいて……と申し上げるより、一気に汗ばむくらいの候になり、体調管理が難しくなりましたね。みなさま、お元気でいらっしゃいますか?  去る3月1日(土)このブログでもご案内いたしました「ぷらむ」鹿児島主催の「20周年記念講演会」が、ハートピア2F大会議室で開催されました。                    演題: 「高次脳機能障害ー当事者、家族、関わっていく方たちのために」 講師:鹿児島大学病院 リハビリテーション科     大濵 倫太郎 先生    今回は当事者、家族の他に支援していただいているリハビリの専門家、事業所のスタッフの方々も入られ総勢33名の参加でした。演題の内容について事前調査で、「当事者、家族の周辺の方々に、高次脳機能障害のことをもっと知ってもらいたい。」と、ありましたので、 立場の違う方同士、熱気溢れる中で開催されることになりました。  このブログにて、いかに熱心に大濵先生のご講演を聴かせてもらったかを伝えるのは困難ですので、大濱先生にご講演後、今回の要約を作っていただきました。初めの部分を抜粋させていただきます。  「高次脳機能障害は外見からはわかりにくいこと、しばしば本人に自覚がないこともあることから、『見えない障害』と言われる。そのため、障害を負った当事者、家族、関わる方と相互に理解し共感することが困難な場合が多い。高次脳機能障害の理解が難しい原因に                 1.生じる症状が独特であり、周囲の人達が同様の経験を持ち合わせておらず共感できない こと。                                     2.高次脳機能障害と診断できる境界は軽症者では曖昧であること。         3.多くの高次脳機能障害で当事者が症状を自覚できないことが挙げられる。     様々な高次脳機能障害の症状と対処について理解することは重要であるが、当事者、家族、関わる方の相互理解と共感を深めるためにまずは障害にとらわれず、高次脳機能障害の仕組みについて知ることが近道であると考える。」     次に「大脳のしくみ」ついての説明がとてもわかりやすく写真付きでありました。    そして、当事者への好ましい対応の仕方をあげられています。要約文から抜粋させてもらいます。 「高次脳機能障害について共通する関わり...