ぼっぼ いんもんそ ①
「ぷらむ」鹿児島では会報にて会員の近況を報告していますが、そのタイトルが
鹿児島弁で、『ぼっぼ いんもんそ』です。
『ゆっくりとのんびり気長に行きましょう!』という意味です。
これから、過去の会報で取り上げた会員の障がいに負けずがんばっている姿を、シ
リーズにしてお届けします。
第1回目は、サルモネラ菌による食中毒で、脳炎脳症を原因とした高次脳機能障害
者の末永みきさんのお話です。(旧姓向井)
末永みきさんは、ぷらむ会員の末永さんと結婚され、二児のお母さんとして日々子育てに奮闘しておられます。(旧姓向井)
みきは、2歳から幼稚園、学校と進級するたびに紆余曲折様々な葛藤があり、制
服のボタンができない、滑り台がすべれない、リボンが結べない、視野障がいも判
明!娘にかかわる方々になかなか理解してもらえない!不登校などなど・・・
一冊の本ができあがるほど苦労しました。
しかし、高校からは、水を得た魚のように生き生きとなり、お友達もたくさん増
え、先生方のやさしさに触れ、くすの子保育園就職へとつながりました。
現在育児休暇中ですが、仕事に復帰してばりばり働いて「厚生労働大臣賞」を取っ
てほしいとの思いも込め、連日孫の面倒に励んでいる母からも、妻そして母として
がんばる娘にエールを送りたいです。
向井明美(母)
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